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今回は2023年7月に、私がイギリスのロンドンとフランスのパリへ1週間ほどの一人旅に行った際の様子を紹介します。
この旅は、私にとって初めての海外旅行でもあるのでとても印象に残っていて、
1年たった今でも宝物といえる旅でした。
この記事を通して、皆様にロンドンとパリの魅力や旅の注意点などを
実際の旅の様子を通じて知っていただければ幸いです。
Part 1では、旅の経緯から準備をして羽田空港到着までの流れを紹介していきます。
それではよろしくお願いします。
なぜイギリスへ?
始めに、今回どうして私が一人でロンドンとパリに行こうと思い立ったのかについて話したいと思います。
これはシンプルに私の一番好きな国がイギリスだったからです。
私は学生の時から世界史に興味があり、その中でも特に興味を持ったのがイギリス史でした。
そこから、いろいろとイギリスについて本を読んだり、Youtubeなどで調べたりしていくうちに
「いつか自分の目でこれらの歴史を見てみたい!」と考えるようになりました。
いつ行くの?今でしょ。
しかし、いくらイギリスに行きたいと思っても実際に行けるかどうかは別問題です。
私はそれまで一度も海外に行ったことはなく、英語も当時はTOEIC300点レベルとほとんど喋れません。
また、社会人になる以上ヨーロッパまでの旅費の確保やまとまった休みを取れるかわかりませんでした。
こうした状況で、当時の私は半年後に自分がイギリスへ旅立っているとは全く想像していませんでした。
私が旅立ちを決意した要因としては下記の3つのポイントが大きかったと思います。
- 20歳までに行きたいという制限時間があったこと
- 職場が海外進出を控えており、海外旅行に理解があったこと
- 実際に休みを取って海外に行っている職場の先輩がいたこと
順に説明していきます。
まず、20歳までにイギリスに行きたいという制限時間があったについてですが、
当時の私は19歳で20歳の誕生日まではもう1年もなく、目標を達成するには今年行くしかありませんでした。
そのため、「円安だから…」「今は航空券が高いから…」といった後回しつながる理由が消滅しました。
次に、職場が海外進出を控えており、海外旅行に理解があったことについて。
私が配属された職場は海外進出を控えてはいたものの、当時は海外に行きたい!という人はあまりおらず、
その中で海外に興味があり、実際に旅行に行きたいという話は非常に好意的に受け取られました。
また、1週間以上の有休を取得することについてもダメとは言われませんでした。
今思うとダメとは言わないけど、まさかやるとはという感じでしたね…
最後に実際に休みを取って海外旅行をしている先輩がいたことです。
ここまでの話で職場における旅行の阻害要因はほとんどなくなったように思います。
しかし、実際に1週間有休を使いたいと上司に伝えるのはかなり勇気が必要で、あと一歩が踏み出せない状態でした。
そこで、背中を押してくれたのがこの先輩の存在で、本当に有休とっていいんだと思えたことで、
存在を知ったその日に航空券を調べ、次の日には来月に1週間ほど有休をとりたいと申請していました。
こうして私は23年の7月イギリスへと旅立つことになったのです。
旅の準備
イギリスへ行くことを決めた私ですが、海外旅行には準備するものがいろいろあります。
特に下記のリストのものは非常に重要で最優先で準備しました。
- パスポート
- 航空券
- ホテル
- 海外旅行保険
- 通信手段
- クレジットカード
- 入国条件等の確認
- その他
順に解説していきます。
パスポート
いわずもがな、海外旅行をするなら最も重要なものです。
イギリスに観光で入国する際は、ビザは必要ないのでパスポートがあれば入国できます。
また、ホテルのチェックイン時や両替時など旅行中何度もパスポートの掲示を求められるので、常に携帯しましょう。
パスポートは各都道府県のパスポートセンターで申請して取得できますが、
申請と受取で2回センターに行く必要があるので、私は受取の1度で済むオンライン申請をお勧めします。
申請してから発効・受け取りまで1週間ほどかかるので、旅程を決める前にパスポートが有効か確かめましょう。
航空券
航空券は、旅行の費用の中で最も大きい部分を占める費目です。
私は今回フライトの1か月前に急遽航空券をとることになったため、これが非常に高かったです…
今回私が利用したのは、往路がBritish Airways(コードシェアで運航はJALでした)。
復路がFINAIRでヘルシンキを経由しての帰国でした。
このチケットを選んだ理由としては、まず初めて訪れる国をイギリスにしたかったというのがあります。
そのため、行きは直行便を選び、帰りは安さ重視で選びそれがたまたまFINAIRでした。
価格はだいたい30万円ほどです。ただこれは本当に高掴みしていると考えています。
数か月前から、セールのタイミングなどを意識すれば15~20万円あれば往復チケットは取れるので、
皆様はしっかり事前にリサーチすることをお勧めします。
ホテル
ホテルは慣れない海外で疲れた体を休めるとても重要な要素です。
今回私はロンドンに主に滞在する予定でしたので、全7泊のうち6泊をロンドン中心部のホテルで連泊し、
最後1泊を最終日に空港近場に予約しました。
ロンドンは地下鉄やバスの路線網が充実しているため、非常に観光しやすい都市です。
そのため地下鉄駅周辺のホテルであれば、簡単にロンドン中を回ることができます。
今回はPresident HotelというRussel square駅にほど近い大英博物館とキングスクロス駅の中間ほどの場所にあるホテルを予約しました。このホテルを選んだ理由としては、主要観光地に徒歩で行ける距離で地下鉄駅も近いことや、フランスのパリまでユーロスターで移動する関係で、ユーロスターのロンドン側の起点であるセントパンクラス駅が近いことがあります。
海外旅行保険
海外でケガや病気をした際に備える保険です。
一般的にはクレジットカード付帯のものや、ネットで契約するものがありますが、
今回はネットで契約するものを選びました。
理由としては、クレカ付帯のものは保証する額が低く保険が足りない場合があること、
利用条件などが分かりづらく、ちゃんと適用されているかわからなかったことがあります。
ただ、クレカ付帯の保険で海外に行かれる方はたくさんおられますし、
空港の保険カウンターにも多くの方が契約されています。
結局自分がどれだけ保証があれば安心できるかだと思いますので、比較サイトなどで確認することお勧めします。
通信手段
通信手段はスマホをインターネットに接続する手段のことです。
具体的には下記の3種類があります。
- モバイルWi-Fi
- SIM
- データローミング
私はモバイルWi-Fiを選びました。
各通信手段の特徴などは今後別の投稿で紹介していくので、少々お待ちください。
クレジットカード
クレジットカードは両替などの必要なくカードさえあれば海外でも買い物をすることができます。
コロナ禍をえて世界では現金での決済よりも非接触のクレジットカードでの決裁が一般的になりました。
そのため、カードさえあればほぼすべての店で(特に先進国)買い物が可能になっています。
しかし、クレジットカードにはブランドが複数あり、カード決済は可能でも特定のブランドしか受け付けていないことも多々あります。そこで、世界で最も使われているVISAと二番手のMasterCardの二枚のクレカを準備しました。
カードが二枚あることで、ブランドの対応だけでなく
万が一財布が盗まれたりした場合でも別で持っていたもう一枚のカードで食料などを買うことができます。
入国条件の確認
ここまでのものは海外旅行をするうえで基本必要になるものでしたが、
国ごとに入国する際にパスポートやビザ以外に書類など必要になる場合があります。
例えばコロナ禍では、ワクチン接種の証明書などが入国に必要な場合がありました。
ほかの事例として、チェコでは海外旅行保険が3万ユーロ以上の保証が必要であったり、
アメリカやオーストラリアではESTAなどの電子渡航認証システムへの登録が必要であったりします。
そのため、先進国への渡航であってもパスポートだけで大丈夫だろうと判断すると、
旅行当日に入国できないという事態になりかねません。
必ず事前に大使館なりガイドブックなりで調べましょう。
イギリスは23年時点では観光目的ではビザなしでパスポートのみで入国ができましたが、
電子渡航認証システムを導入する計画が進んでいますので、今後はそちらの登録も必要になると思われます。
その他
これまでのものが準備できればまず入国は可能かと思われますので、
あとは服や充電器など自分が必要だと思う日用品などを準備すれば準備完了です。
私が特別準備したものとしては、カメラと洗剤があります。
カメラは一眼レフのカメラで記録を残したかったから。
洗剤は現地で服を選択することで荷物を減らす目的で持っていくことにしました。(実際使いました)
羽田へ
国際線の場合離陸3時間前には空港にいることが望ましいとされています。
私は夜12時頃の深夜発の便に搭乗する予定でしたので
仕事の後に羽田空港に向かいました。
羽田までは新幹線を使い品川駅で乗り換えて向かいました。
羽田からイギリスへと飛び立つことにあるのですが、それは次のPartで紹介しようと思います。
Part 2もよろしくお願いします。